2022年 5月例会

あすなろ会

5/14(土) 19:00~22:00

テーマ
 朝のスピーチの意義と具体的な進め方

 講師 小幡 肇先生(文教大学教授,元奈良女子大学附属小学校教諭)

参加者からのコメント

・今日のお話は、具体的にどのようなスピーチをされていたのか動画で見せていただいたり、
 実際に自分が話したりすることで、スピーチの進め方についてよく分かりました。特に、
 「スピーチは相互作用の中で生きる力を育てる」という言葉に納得しました。
 わたしが取り入れたいと思ったことは、
 ①子どもの言葉ややり取り、聞き方に価値づけをすること
 ②学校としてどのような子どもを育てたいのか?そのためにどんな取り組み、意識をしたら
  よいか考え発信することです。
 質問する力が身に付くように、スピーチだけでなく、どの教科でも、自分の考えを伝え合う
 ことはもちろん、友だちの意見と繋げたり、脳をたくさん働かせて考えられるような形態や
 問いかけをしていきたいです。月曜日から子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと思いま
 す。

・本日はありがとうございました。今日のお話をもとに,昨年度の子どもたちのスピーチの
 ビデオを見直してみましたが,やはりスピーチの時間は一番その子らしさが表れる時間です
 ね。今年はその子の変容も追っていけるようにビデオを撮り続けていこうと思います。昨年
 度は指定した班の子たちが質問した後に自由に質問をする時間をとっていました。今はまだ
 班の指定はせず,「少なくとも1週間に1度は質問をしよう」と声をかけているのですが,
 先週は1度も質問ができなかった子が数名いました。今日教わった方法を用いて,改めて
 「質問をすることが自分のためにも仲間のためにもなる」と納得できるようにしたいと思い
 ます。
 最後に足立先生がお話しされていたように,子どもたち1人1人を丁寧に見取って,「どんな
 力を付けたいのか」を学校全体で議論しながら研究を進めていきたいと思います。

・昨日の勉強会もたくさん学ばせていただき、ありがとうございました。
 2年生の子たちが次から次へとおたずねを繰り出していく姿や、さらにそのあと「〇〇さんは
 〜ということがわかりました」とまとめている姿を見て、感心しました。「相手のことが
 分かるまでおたずねをする」この言葉がすごく印象的で、なんのためにおたずねをするのか、
 どんな力をつけたいのか、しっかりと目的を持って指導したいと思いました。
 私はこれまで、朝の会が長引いて1時間目の授業に支障が出ることがトラウマで、凝った取組
 を避けてきましたが、日頃からおたずねを育てると、こんなにも生きる力が身につくことを学
 びました。時間がオーバーしてでもそれを上回る教育的価値があると感じたので、ぜひ取り入
 れていきたいと思います。

・昨日の勉強会もありがとうございました。
 逆転の発想で考えることや違う視点から考えていく大切さを改めて感じました。
 朝学活でスピーチなどの活動は時間の関係でできませんが、終学活は10分間あります。時間
 を取れる日は、終学活で学び活動(班で話す)に取り組んでいます。袋の中は何だろうやお題
 について話すことなど、今日の話を聞いていて活かせそうなポイントがありました。
 あくまで、ねらう力や姿(目的)のための1つの方法(手段)ということを忘れずに、学んだ
 ことはとにかくやってみようと思います。

・昨日の勉強会,ありがとうございました。
 いつもこの勉強会で教えていただいている「良い聴き手が良い話し手を育てる」ということは
 今回の話に通じることだと思いながらお話を伺っていました。お話を聞く中で,子どもたちの
 実態から考えること,逆思考で実践を考えることが特に印象に残りました。また,子どもたち
 の力を育むためには,短期的な視点よりも長期的な視点をもって関わっていくことが大切だと
 感じました。学年で「スピーチの取り組みをしたいです」ということを話すと,主任の先生も
 興味を示してくださっていました。そういった先生方と協力して取り組みの意義を学校全体に
 広めていきたいと思います。「時間がないから、、、」という言い訳をせず,子どもたちの力を
 付ける実践かどうかを常に考えて教育活動を行っていきたいと思います。

・昨日の勉強ありがとうございました。
 お話を聞く前は、スピーチはスピーチする子が頑張ると言うイメージでしたが、周りの子たち
 も大切だと言うことがわかりました。たとえ発表する子が話すことができなくても手や指、顔
 の表情だけでも伝えることができたり、周りがこれはこういうことだよねと助けてあげたり
 できると感じました。今のクラスの子たちは、発表する人、しない人と授業の時に分かれて
 しまっているので、スピーチをきっかけに変わってほしいなと考えました。
 貴重なお話をありがとうございました。

・先日は,貴重な勉強の場を与えてくださりありがとうございました。
 ビデオを見て,2往復どころではない質問力に驚きました。どのように鍛えていっているの
 だろう,どのように日常に活かされるのだろうと考えながらお話を伺っていました。小幡先生
 のお話の中で特に印象的だったのは,次の2つです。
 ①話し手は「話しのタネ(質問を生む話題)を用意すればいい」
 ②質問を育てることは,話す力を育てることにつながる
 

 ①…今までは,伝えたいことがはっきりしていて,それに沿た内容を分かりやすく伝えられる
 ように準備して…と考えていましたが,それだと初めてする子たちにはハードルが高かったの
 だと思います。「スピーチ」という印象に凝り固まってしまっていました。今回,段階を踏ん
 だり,つける力を意識して柔軟な発想で行うとよいと学びました。
 *初期段階では,*
  〇健康観察で昨日今日の自分のエピソードを1つ語るor身体表現
  〇構成的エンカウンター「○○な~さん」を添えた他者指名
  〇「袋の中身は何?」(主述のくり返し練習/お尋ねの言葉を使って返答=聴く力の育成)
  〇好きなものの絵or画像を1つ見せて語る
 *慣れてきた段階では,*
  〇日記やノートを見ながら,考えてきた話をスピーチ。・・・聞き手は,話し手の言葉を
   使って質問をして,満足するまで質問を続ける。最後は,よく分かったことをまとめて
   「ありがとう」
  〇答えはないけど,多様な考え方を生むような話題で対話
 たくさんのアイディアを頂きました。

②…どういうことかなと初めは思いましたが,自然と主語述語を使ったり,相手の話を聴く
ことで流れに沿った話をしたり,興味をもって聞くことで考えが生まれたりするから話す力が
育つのだと納得しました。

大事なのは,どんな力をつけたいのか,その力がどのように生きていくのかを考えておくこと
だと思います。教師の出る場面について「こそあど言葉やまとめた言葉を使ったとき。自分で
上手く理解していない証拠。『例えば』を使って具体にするように伝える」と教えていただき
ました。楽をさせては脳は鍛えられない。私も「よく考える子」を育てていきたいと思います。

  

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