2021年11月例会

あすなろ会

11月例会 11/20(土)  19:00~22:00

テーマ

・子どもが主役の学びをつくる ~社会科の学習を通して~

 講師 大滝 文平先生
     横浜市立箕輪小学校 副校長
     (前 横浜市教育委員会 指導主事)
     (元 横浜国立大学教育学部附属横浜小学校 研究主任)

時が経ても,お変わりにならないエネルギッシュな大滝先生には,頭が下がる思いです。
先生のお話を聞かせていただき,私だけでなく,すぐにでも社会科の授業がしたくなった
教員が多くいました。
また直接,お話を聞ける機会が来ることを願うばかりです。

以下,参加者からのコメントです。。

・本日はありがとうございました。茅野先生、外舘先生に続き、今夜もノートにメモが
 いっぱいになりました。今日のお話を聞いて、社会科を自分がしていないことを
 改めて後悔しています。早く社会の授業がしたくなりました。特に印象に残ったのは
 ①その子が輝く単元をつくる→価値付け方が変わる
 ②調べたくなる導入 内容×見せ方
 ③進める ⇔ 力を付ける
 といったお話です。これは社会科に限ったことではないので、これからの実践に
 つなげたいと思います。
 DVDセット、1万円でも買いたいです。深い学びをありがとうございました。

・今日も貴重なお話を聞く場を設定していただき,ありがとうございました。
 今日のお話をお聞きして,「子ども主体の学習とは?」ということを考える機会と
 なりました。ただなんとなく知っているつもりになっていたことに気付きました。
 子どもたちが中心となる学習となるためには,見取りが大切だと感じました。
 日々のふり返りのコメントや授業での見取りは,まだまだ丁寧に見取って認める
 ことができるのではないかと感じました。
 今日は,三種の神器のお話しがありました。私自身も子どもたちのようにたくさん
 のことに疑問をもち,これからも学び続けることが教師として必要だと考えること
 ができました。子どもと一緒になって学ぶ楽しさを感じていきたいです。また,
 いろいろな土地に足を運んで,教材を探してみようと思います。

・本日は大滝先生を初め,みなさんありがとうございました。社会科の学習について
 のお話ではありましたが,「学ぶ」ということについて考える時間にもなりました。
 宝石のような言葉がたくさんありましたが,私の一番の学びは,「子どもの思い
 (意思)を聴く」です。大滝先生が子どもたちによく訊く「何を伝えたいの?
 どうしたいの?」という言葉。真新しい言葉ではないのですが,シンプルかつその
 言葉の持つ価値を感じることができ,日々の授業や学級経営で最近モヤモヤして
 いたことの解消につながる姿勢だなと感じました。子どもの思いを無視して教師の
 思いだけで,学校生活を進めていては主体的に,能動的に学ぶ子は育てることは
 できないことは知っていましたが,本当にそのことを理解し,言動に移せていない
 自分を見つめ直すことができました。
 この他に主に心に残ったのは,以下の点です。
 ○学習問題に主語を
 ○学習問題が見えてくるような資料・体験(「おかしい/ひどい/えっそんなに?/
  私はこっちの立場」というつぶやきが出てくるような事実を用意する)
 ○ふり返りの価値づけ
 ○おかしつくり(おや?,仮説,調査,伝え合う,繰り返し,立派な大人に)
 本校では今年度,気になるこの子を中心とした授業作りをしようと画策しましたが,
 うまく機能していません。原因は,「この子」の選定基準が不明確だったこと,
 追跡方法と授業計画にどのように生かすのかが不明瞭なままスタートしたからです。
 本日のご助言の中で「いい考えをもっているのに言わない子が輝くような授業を」
 とありました。まずは,自分がその子を見付け,その子をイメージしながら単元構想
 を練るようにしていこうと思います。貴重な学びの機会をいただけたことを感謝いた
 します。大変お忙しいにも関わらず,私たちのために準備し,貴重なお話をしていた
 だいた大滝先生に感謝申し上げます。簡単に言っていいことか分かりませんが、大滝
 先生,足立先生の授業資料を私も見たいです。本日はありがとうございました。

・大滝先生、昨日はわくわくするお話をしてくださってありがとうございました!
 資料を見たときから、ユーモアがあって早くお話を伺いたいなと思っていました。
 私が印象に残ったことは、三つあります。
 一つ目は子どもが主役の学びをつくるということです。学習のあいさつや給食を返す
 ときのあいさつなど、立ち止まって考えたことがなくて、お話を聞いて恥ずかしく
 なりました。週明け、子どもたちと一緒に考えたいなと思います。そのときには私が
 やろうよ!と言うのではなく、子どもたちが変えた方がいい!どうしてかというと…
 と話ができるような話し合いをして、決めたいと思います。
 二つ目は単元構想ラフスケッチについてです。単元を始める前に、子どもたちは今
 どんな力をもっているんだろう?今、何に関心があるのだろう?この子たちの良さは
 ここだから伸ばしたいなという子どもの実態から、目指す子どもの姿やつぶやきが
 出るにはどう学習を進めて行こうか考えることは、どの教科でもとても大切なことだ
 と感じました。今、すべての単元ではできていなかったし、わたしの単元構想には
 子どもたちの実態(特に良さを伸ばそうということ)が欠けていたかもしれないと
 思ったので、一つ一つ丁寧に考えていきたいと思いました。
 三つ目に、大滝先生は子どもの発言ややってきたこと、がんばりをしっかり認め、
 何を伝えたいの?どうして?と考えが深まる言葉掛けをたくさんされていたこと
 です。だから、子どもたちは安心して自信をもって、より意欲的に学習に向かえる
 のだろうと感じました。また、それが子どもたちが主役の学びに繋がっているのだ
 と思いました。ノートの振り返りへのコメントや学習時にすてきだったことをしっ
 かり認め、褒め、価値付けをすること、考えが深まる言葉掛けをすることを日々
 意識して取り組んでいこうと思います。
 私自身、1年生と学習することが多く、社会科の授業をあまりもったことがない
 のですが、ぜひやってみたいと思いました。その際には、自分の足で出向いて、
 まずはわたしがどうして?おーすごい!というわくわくをもって学習に臨みたい
 です。すてきなお話を聴かせてもらえる機会をつくってくださり、感謝いたし
 ます。今日は、来週からの授業の単元構想を練って、子どもたちと一緒に
 「みんなで考えるって楽しいな!」と思えるような学校生活を送りたいと思い
 ます。本当にありがとうございました!

・大滝先生をはじめ、みなさんありがとうございました。あいさつから始まり、まるで
 子どもになったような気分でお話を聞かせていただきました。学習問題で気になる
 ことを6つ挙げていただきましたが、いくつか自分にも当てはまる点があり、ハッと
 しました。「こんなに多くの…」と自分の思いを入れてしまったり、「自分だった
 ら…」と考える時間を入れてしまったりしていたので、今度また社会科の授業を行う
 際は、特に気をつけたいと思います。自分自身が、「社会=暗記」というイメージ
 から、社会科に対して苦手意識をもっていました。だからこそ、自分が担任する
 子どもたちには、子どもが主体的に学ぶことができる授業づくりをしていきたいと
 思います。また、今回、主体的な学びの姿の具体例も教えていただき、自分の学級
 の子どもたちと重ねながら考えることができました。私も、日常生活の中で、自ら
 疑問をいだいたり考えたりするくせをつけていきたいと思います。

・昨日はありがとうございました。私が構想していたものと子どもの発言が離れた時
 に、どうにかして自分の思い通りに発言させようとしていて、子どもたち自身が
 主体となってする授業をすることができていなかったなと反省しました。また,
 子どもがなぜ、どうして?と言われた時にすぐに答えられるように自分自身がいろ
 いろな事に興味を持って行動したいと思いました。
 話は変わりますが、木曜日は校内研(6年 総合)で田村先生がいらっしゃいました。
 また、まとめてノートにアップしようと思います。

・昨日は学ばせていただきありがとうございました。発表や先生方の質問を聞きながら、
 自分ならどうしていけばいいだろうと考えていました。発表から言葉や社会的事象の
 『なぜ』をとても大切にされていると感じました。子どもを主役にする上で、日々
 意識して実践されているからこそだと思います。社会科では資料を通して、考えさせ
 ることが改めて大切だと感じました。資料から事実としてわかることとそこから
 考えることというのは、実践して手応えを感じていたので間違ってなかったと確信
 しました。単元を通して子どもたちが主役となり、課題に向けて協働しながら学んで
 いくように、今後も考えていきます。

・当日資料  子どもが主役の学びをつくる (PDFファイルを5分割してあります。)

 資料1
 資料2
 資料3
 資料4
 資料5

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